おはようございます。鴨居です。
貴方はネットでオーケストラ公演を見たことがありますか？
映画やドラマはネットで公開されることも増えてきました。コロナ禍でイベントはどこもオンラインで開催していますね。どれも気軽に見れるし、楽しそうです。
とはいうものの、オーケストラ公演は音が命。画面上の演奏者の姿を見ても盛り上がりに欠けるし、パソコンで聴く音楽は動画配信サイトで充分な気もします。
ましてやオーケストラは、直で見て聴くのがオーケストラ公演というものだと、思ってる人だっているはずです。私もそのひとりでした。
しかし、今回観てみて「オンライン公演も良いものだな」と思ったので、オンラインの良さを伝えるため記事にしました。
私が今回観たのは、モンスターハンターシリーズの音楽のオーケストラ公演『狩猟音楽祭2020』だったのですが、他のオンラインオーケストラ公演にも似たところがあると思います。
オンライン公演ということで、質が落ちてるんじゃないかと観るのを渋っている方のため、オンライン公演の良いところをお伝えします。
かもいぜひ、オンラインオーケストラの良さを知ってほしいです！
オンライン公演の良かったところ。
どんなスタイルでも観られる！
オーケストラってどんなイメージがありますか？
海外のドラマとか映画とかだとドレスを着ていたりするし、私は行きにくいなあ……。と思ってませんか？
いえいえ、心配ありません。オーケストラは結構気軽に観に行っても大丈夫です。
ほとんどの会場でドレスコードはないと回答されていますので、常識の範囲内であればどんな服でも問題ありません。多少オシャレにしていくのはアリですね！
オンライン公演ももちろんドレスコードはありません。
会場まで行く必要がないので、部屋着やパジャマでも問題ありません。
それよりも、書いておきたいことは「どんなスタイルでも観られる」です。
場所があれば寝ながらでも観られるし、リビングの大きなモニターに映して家族みんなで見るなんてことも可能です。普通の会場は演奏中の私語は厳禁ですから、複数人でわいわい感想を言いながら観られるのがいいですね。
ちなみに休憩し放題です。リアル公演ですと、1〜2時間拘束されることもありますからね。
トイレが近い人にはありがたい仕様。
私はお酒を飲みながら、お供のぬいぐるみと観ていました。
この気軽さが最高ですね！
どんな場所でも楽しめる！
リアル公演では「場所は〇〇劇場」と決められてしまっていますが、オンラインではそれがありません。
オンライン公演はネット環境さえあれば場所を選ばない。
これがどういうことかと言いますと、ネット環境があれば湯船に浸かりながら観ることだって可能なんです。
これ、なにげに凄いことだと思います。
お風呂じゃなくても、電車や車での移動中にも観れるオーケストラ。
ヘッドホンをつければ自分ひとりだけの世界が出来上がります。
実際、『狩猟音楽祭2020』では温泉宿で観ている人や、パブで友人たちと盛り上がっていた人たちもいたようです。
変わった環境で楽しむオーケストラも、オンライン公演だからこそですね！
チケットが断然安い！
オーケストラ公演のチケットってなんだか高いイメージがありませんか？
私もオーケストラに行くようになるまでは、何万もするようなイメージがあったのですが、世間ではどう思われているんでしょう……。
参考に昨年開催された『狩猟音楽祭2019』のチケット代はこちら。
| 席種 | 値段 |
|---|---|
| ハンターシート オリジナルデザインチケット 記念品のおまけ付き | 12,000円 |
| S席 | 8,500円 |
| A席 | 7,500円 |
かもいまあまあ高いです……。
社会人ならともかく、学生さんは悩んでしまう額ですね。1万円を超えてしまうと少し躊躇しちゃいます。
ちなみに東京オリンピックの式典チケットはちょうど12,000円が最安値らしいです。
オンライン公演だと会場というものがないからなのか、チケットが格安です。
狩猟音楽祭2020のチケット代はなんと「3,000円」でした。
場所や聴くスタイルによってはA席よりも快適に楽しめそうなものですが、半額以下でオーケストラが観られるなんて、嬉しいですね！
感想はコメントやTwitterで言い合える！
演奏中の感想コメントを読みながら楽しむのもオンライン公演だからこそ。
もしかしたら、これはジャンルによるのかもしれません。
『狩猟音楽祭2020』がゲーム音楽ということもあって、感想以外にゲームの思い出話のコメントが流れることが多かったです。
モンスター戦闘中BGMが流れると「あいつ苦戦した」みたいなコメントが流れるんですよね。「分かる！」と言いたい気持ちでコメントを追っていました。
『狩猟音楽祭2020』のようにハッシュタグでコメントをつけることを推奨している公演では、司会者の方に感想を見てもらえるのが良かったですね。
公演中、感想文の読み上げもやっていました。自分も参加しているという気分でテンション上がります！
普通じゃ観られないシーンも観れる！
これもジャンルに寄るのかなという感じですが、リアルではなかなか観られないサービスが多めでした。
指揮者から観た演奏者の表情や、足元から見た演奏者なんて、普通観られないですよね。公演直前には舞台裏で声を掛け合ってるスタッフの姿も見れます。
『狩猟音楽祭2020』ではBGM製作者のメッセージが流れたり、司会者と演奏者との雑談が入ったりしていました。
新作ゲームの情報が出されるのも、なかなか斬新で楽しかったです。
アーカイブ配信で期間中何度でも楽しめる！
オンライン公演されたものの中には、後日でも楽しめるアーカイブ配信されるものがあります。
『狩猟音楽祭2020』では、公演から1週間限定でアーカイブ配信されていたので、1週間はオーケストラ演奏が聴き放題でした。
私も何度も聴いちゃいました。作業している時だけでなく、仕事をしながらも聴いていたので、1日3ループくらいはしていたんじゃないでしょうか……。
かもいこれで「3,000円」ですからね！お得すぎる！
オンライン公演の微妙だったところ。
これはもうどうしようもないのですが、やっぱり生で聴きたかった！
あの臨場感が楽しめるのはやっぱり生オーケストラの特権。
最高級コンポでガンガン聴ける人なら気にしないのかもしれませんが、格安ワイヤレスイヤホンしか持っていない私には少し寂しかったです。
かもいオンラインで楽しむなら、ヘッドホンのようなものがあると良いですね。
オンラインもいいけどやっぱり生で！
私は「オンライン公演なんてネット動画とそう変わらないんじゃ……」と思っていましたが、予想以上に素晴らしく、大満足の公演でした。
生で演奏を聴くのとは違い、空気の振動を感じることも、目の前で演奏されているという臨場感はありません。それでもCD音源で聴くより、ずっとずっと素晴らしい演奏でした。
私自身、公演中涙目になる時もありましたからね。とても感動しました。
オンライン公演も素晴らしかったけど、次は劇場でしっかりオーケストラを楽しみたい。
次回こそ、劇場でオーケストラを観ることが出来るよう願っています。
以上となります。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
